2012年12月29日土曜日

ゲーミフィケーションについて考える。

ここ1年くらいで、「ゲーミフィケーション」という言葉をよく耳にするようになりました。でも、よく使っている言葉ながら、あらためて「ゲーミフィケーションって、何?」と聞かれると、説明するのはなかなか難しい概念です。

ということで、このあたりで、一度、まとめてみようかと思います。




2012年11月30日金曜日

日本の「子供」の総数は、なんと8,700万人!?

博報堂生活総合研究所は、毎年末に翌年以降の生活者動向を予測する「生活動力」を発表していますが、今回、2013年に向けて提言するテーマは「総子化(そうしか)」。少子高齢化により、「子供」が増えているというのです

いわゆる未成人の「子供」は減っているけれども、長寿化により、親が健在であるという意味での、「子」の属性を持つ人の数は増えている。
つまり、40歳でも、50歳でも、60歳でも、親が健在であれば、「子供」。そういう前提でをカウントすると、日本の「子供」の総数はなんと8,700万人にもなるということでした。

そこに、「少子化」ならぬ「総子化」という切り口が見えてきて、新しいマーケティングの可能性があるのではないかという提言がなされています。




2012年11月24日土曜日

「ソーシャル商人」にリーチしろ?

インターネットサービスとして定着しつつあるソーシャルメディア。その特徴的なユーザー像をあぶりだし、ユーザーがソーシャルメディアにはまる理由や、ソーシャルメディアをきっかけにした消費などの現状を明らかにし、ソーシャルメディアの将来像についての提言を行うためのレポートが、野村総合研究所(以下、NRI)のウエブサイトで公開されていました。
企業向けセミナーで使われたもので、2012年9月に同社が実施した「ソーシャルメディア利用実態調査」の結果にもとづくレポートです。


2012年10月17日水曜日

シニアが社会に役立つために。

今日の日経新聞で、「相次ぐ起業、高まる社会貢献意識   働くシニア、現場に密着」として、シニアの起業がとりあげられていました。
この記事では、日本のシニアの間にも、自らの経験などを生かして社会に貢献したいという思いを持つ人が増えてきており、日々、様々なソーシャルベンチャーが芽生えているとして、具体事例を紹介しています。最近、このような話題が増えていますね。

2012年9月1日土曜日

ソーシャルメディアの効用と可能性。
「平成23年版 情報通信白書」より。

インターネットが普及し、メールやウェブが広く使われるようになったのは、わずか10年ばかり前のこと。それは、コミュニケーションの世界のエポックメーキングな出来事となりました。
その後、ネットの世界のテクノロジーは急速に進化し、ソーシャルメディアの利用が広く普及するようになった今、リアルのコミュニケーションの方が、ネットのコミュニケ―ションよりも必ず優れているという思い込みや前提は崩れてきています。
個人の生活でも、ネットとリアルを目的に応じて使い分けたり、相乗効果を生む利用の仕方が一般的になってきました。

2012年6月8日金曜日

生きている限り生き抜きたい。

先日、享年100歳で逝去された映画監督、新藤兼人さん。
その最後の作品、「一枚のハガキ」が、全国で上映されて、たくさんの人が見ているそうです。
 これは、戦争の生き残りである新藤さんが終生かかえてきたテーマを、作品にしたものだそうです。

私は、以前、「午後の遺言」という映画を見ましたが、それは、老いの問題をテーマにしたものでした。 新藤兼人さんの座右の銘は、「生きている限り生き抜きたい。」で、 色紙などを頼まれると、この言葉をよく書いていたそうです。

2012年5月7日月曜日

20代の3割近くが「自殺を考えた」–内閣府調査結果に思う。

内閣府が、「自殺対策に関する意識調査」の結果を発表しました。
それによると、「今までに本気で自殺したいと思ったことがあるか」と聞いたところ、「ある」と答えた人は全体で23.4%。08年の調査に比べて4.3ポイント増加しています。
特に20代の3割近くが、考えた頃があるという点が、クローズアップされていました。

2012年4月25日水曜日

立ち読みで見つけた、2冊。

恵比寿でプロジェクトの打ち合わせ後、私の好きな有隣堂書店に立ち寄りました。
本はほとんどアマゾンで買うので、立ち読みやネット購入の下調べみたいなことになってしまうこともあって、心苦しいのですが、書店を見て歩くと、いろんな刺激に出会って脳が活性化するので、できるだけ覗くようにしています。



2012年4月23日月曜日

「高齢社会」と「高齢化社会」の定義。

今の日本を表す言葉として「高齢社会」「高齢社会」と、メディアでも統一されない言い方がされていますが、 どちらが正しいのでしょうか?その違いは、何でしょうか?あらためてその定義を調べて見ました。

2012年4月12日木曜日

「女子力」に負けない、「定年力」を。

「○○女子」「女子力」は、もう普通の言葉になった感じがあります。

テレビで、60代とおぼしき女性までもが「私たち、女子は、・・・」などとフツーに言っているのを聞くと、他人事ながら赤面してしまう私です。 私の感覚では、「女子」というのは小学生や、中高校生の女の子、せいぜい大学生くらいまでの女性をあらわす言葉だから。でも、つい、先日のこと。言ってしまったんです、ついに。「私たち女子は、・・・」って。仕事関係の食事会の場で、ぽろっと・・・・。

「あ、まずい」と、気づいた時は、時すでに遅し。若い男性からの冷たい視線がささってきました。いくつも・・・。あ~、恥ずかしい。でも、まあ、この私でも、言っちゃうくらい普通の言葉になっているってことですね(詭弁!)

で、本題は、女子力ではなく、「定年力」のお話。

2012年3月21日水曜日

大阪のおばちゃんに学ぶ。

それは、大阪に出張した時のこと。地下鉄で、お年寄り(男性)に席を譲ろうとした若い女性が、相手に断わられるシーンを目にしました。お年寄りは、「いや、結構」と、固い拒絶姿勢です。一度、立ち上がった女性は、再び座るわけにもいかないのか、困惑気味。結構、混雑した車内で、ぽつっとひとつだけ空いた席が妙に目だっています。

2012年3月15日木曜日

フリーターの高齢化問題

いわゆる「フリーター」と呼ばれる人々のうち、35~44歳の層が過去最高の50万人に達したと、日本経済新聞が報じています。
政府によるフリーター対策は、この層よりも若年層に向けてのものが多いとされ、就職氷河期の影響を受けた35~44歳の対策が手薄になっているとの指摘があります。

ゲーム感覚をプラスした新しい社会貢献プラットフォーム
「i-kifu」(あいーきふ)

kifu(あいーきふ)のサイト
寄付ポータルやクラウドファンディングポータルなど、社会貢献やNPO支援のプラットフォームが続々と生まれていますが、社会貢献活動に、「Fun」を加えることで、より多くの人に参加してもらおうというアイディアから生まれた新しいプラットフォームが「i-kifu(あいーきふ)」です。
クラウドファンディングをご存じない方は、先にこちらをお読みください。
クラウドファンディングをご存知ですか?





2012年2月19日日曜日

生活者の消費意識が、企業の社会貢献を変える。

社会貢献志向の消費行動は「ソーシャル消費」などと呼ばれますが、最近では「エシカル消費」という言葉を耳にすることも増えてきました。
みなさんは、社会貢献を意識した買い物をしたことがありますか? あるいは、できるだけ社会貢献に熱心な企業の商品を買おう、と思ったことは?


2012年2月18日土曜日

オトナTSUTAYA訪問。

前から気になっていた代官山のTSUTAYAに行ってきました。
とても、素敵な本屋さんでした。

スターバックスとのコラボで、テーブルでコーヒーを飲みながら、店内の本を自由に読むことが出来ます。同じようなしくみのTSUTAYA&スタバのお店はありますが、そのスケールが違います!本好きの私なら、半日は滞在できそう。




2012年2月14日火曜日

クラウドファンディングをご存知ですか?

どうしてもやりたいプロジェクトがある。でも、おカネがない!
そんな人たちがネットを通じて資金を集め、プロジェクト実現の支援を募る「クラウドファンディング」サービスをご存知でしょうか。そう、あなたも支援することができるんです。


2012年2月10日金曜日

NPOの実態が分かる「NPOで働く」

NPO法人「育て上げネット」の工藤啓氏による「NPOで働く」は、2011年10月に出版された一冊。

NPOの経営や雇用環境の現状を、数字も交えてここまで具体的に書いた書籍は、もしかすると、これが初めてなのではないでしょうか?まだ、読んでいない方に、概要をご紹介します。






2012年2月4日土曜日

今日は、認定NPO法人「言論NPO」が出版している、2つのブックレットを紹介します。
少し古いものですが、整理の意味での教材になるのではないかと思います。


2012年1月20日金曜日

「いまの若者は不幸なんかじゃない」
という若者が書いた若者論。

絶望の国の幸福な若者たち
「絶望の国の幸福な若者たち」という本がベストセラーになっています。「注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい若者論」などと、話題になっています。

著者の古市さんは、テレビ出演しているのも何度か見かけましたが、見栄えよく、賢そうで、ちょっと ナイーブな「いまどきの若者」って感じでした。

いわゆる、よくいる学者系のコメンテーターなどと比べると、おとなしめの感じがしますが、時々飛び出す旧世代への皮肉などは、案外辛らつ。でも、それが、思ったままを自然に言葉にしたような、例えて言えば子供のような無垢な言い方だったりするので、まわりのおじさんたちが戸惑った顔をしたりする。それが見ていて面白い。そんな 感じの人でした。


2012年1月14日土曜日

年間自殺者3万人のすごさを実感。

日本の年間自殺者は、平成10年以降、ずっと3万人を超えたまま推移しています。これは問題だと、言われます。でも、正直なところ、それがどれくらい大きい数字なのか、ピンときていませんでした。
ところが、先日、BSの番組で、ライフリンクの清水氏が、「例えば、東日本大震災と津波による死者の数は約2万人。それから考えても、年間自殺者数3万人というのは、すごい数字だ」と言っているのを目にしました。