2011年10月27日木曜日

「暗い未来を明るく変える」3つの軸。

ワークス研究所(リルート)が、2011年度の研究テーマ「未来予測2020」の一環として、2020年の労働市場や失業率、産業構造の予測を行い、その結果をまとめています。
レポートでは、まず、「残念ながら普通に予測を行うだけでは、未来は暗いという結論になる。」と報告されています。その前提の下に、「暗い未来の中にもどれだけ希望の兆しがあるのか」「暗い未来を変えていくためには、何をすればいいのか」について、雇用と言う観点から考察を行っているのが、このレポートです。

2011年10月19日水曜日

生活保護の最新実態(2011.11)

生活保護を受けている人が205万人を超えたというニュース。
戦後の混乱期をも上回り、過去最多だそうです。一体、この国はどうなっていくのでしょう。

戦後の経済成長と共に、社会も豊かになり、生活保護の世帯数が最も低くなったのは1995年度。それと、2009年を比較してみます。
総受給者数 2.3倍 (支給総額は3兆円を突破)
高齢者世帯 2.2倍(高齢者数は1995年から2009年にかけて1.6倍程)
母子世帯 2.2倍 56万世帯
その他世帯 4.2倍 17万世帯
(1995年度→2009年度比)

2011年10月17日月曜日

盛り上がらなかったOCCUPY TOKYO

9月17日、米国のニューヨーク・ウォール街で始まった大規模抗議行動。
彼らは、プラカード代わりのピザの箱や段ボールで「我々は99%だ」「1%の大金持ちのせいで私たちは苦しんでいる」「富める者に税金を。貧しい者に食べ ものを」・・と訴えています。それは格差社会への痛烈な批判であり、貧困と格差が広がりきった米国社会への抗議でもあります。

この運動は、インターネット上で次々と呼び掛けられ全米はもちろん全世界へと広がっています。そして、日本でも、日比谷公園、六本木、新宿などで、 合わせて300人くらいの人が集まったそうですが、それほどの盛り上がりはなかったようです。とてもOCCUPY!といえるほどのパワーはなかったようで す。また、実際には労組などが中心で、若者は少なかったともききます。(真偽のほどはわかりませんが)

しかし、アメリカやヨーロッパに比べれば、日本の若者は静かです。これだけ世代間の格差や不公平があっても、自らデモや抗議行動にも出ないし、政治に働きかけることもしません。それは、国民性か、無関心か、それともあきらめなのでしょうか。。。

2011年10月6日木曜日

やすらかに、ジョブズ。



アップルの創業者のひとり、スティーブ・ジョブズが亡くなった。
彼の存在は、アップル取締役会が発表した追悼コメントに凝縮されていると思う。
「スティーブ・ジョブズ氏の輝ける才能、情熱、エネルギーは我々の生活を豊かにし、改善する数え切れないイノベーションの源だった」

2011年10月5日水曜日

張りつめたコップの水のような社会。

昨日のBS11のINsideOUTは、とても考えさせられる内容でした。
テーマは、「死に急ぐ若者 無差別殺傷『誰でも良かった』の背景」。
キャスターはNPO法人自殺対策支援センター「ライフリンク」の代表、清水康之氏。

ゲストは、文化人類学者の上田紀行氏と北九州でホームレス支援をする牧師の奥田知志氏。
3年前におこった秋葉原の事件に代表されるような、若者による無差別殺傷事件が増えていること、さらには彼らが共通して「誰でもいいから殺したかっ た」「誰でもよかった」と言っていることをとりあげ、その背景として現代社会が抱える問題について、話が交わされました。番組の中で、印象に残った言葉をメモ しておこうと思います。

2011年9月21日水曜日

父への詫び状

向田邦子のぱくりのようなタイトルになってしまうが、今日のブログは、タイトルが先に浮かんだ。自己満足だけど、結構気に入っている。

さて、本論であるが、仕事がようやく一段落して、遅めの昼食をとっていた時のこと。
ガラス窓を通して通りを眺めていると、作業服姿の初老の男性が軽トラックから荷物をおろし、台車に載せている姿が目に入った。

重そうだなあ・・・と思ったとき、歩道との段差に車輪がはさまってしまった台車から荷物が崩れ落ちた。やや足を引きずるようにして荷物を積みなおしている姿に、私は思わず、「気の毒・・・」とつぶやいた。


2011年9月16日金曜日

なぜ、ブログを書くことにしたか。

実は、5年くらい前から、何度もブログを書き始めながら、結局、公開しないままで、今に至っていた。
つくったものの、「あかずのブログ」は数知れない。