アップルの創業者のひとり、スティーブ・ジョブズが亡くなった。
彼の存在は、アップル取締役会が発表した追悼コメントに凝縮されていると思う。
「スティーブ・ジョブズ氏の輝ける才能、情熱、エネルギーは我々の生活を豊かにし、改善する数え切れないイノベーションの源だった」
私が、はじめて使ったコンピュータは、マッキントッシュだった。
1985年のキャンペーン、「Think different」のメッセージには、心が震えた。
その後、一度会社を追われたジョブスが、再びアップルに戻ったとき、家電店の売り場には、「お帰りなさい、ジョブス!」のPOPがうれしさを振りまくように、たくさんつけられていて、思わず微笑んでしまった。
仕事の関係でWindowsを使うことが多くなったが、お金を貯めて買った、りんごのマークが浮き上がる黒いノートブック(当時は30万円近くした)は、使わなくなってからも、部屋に飾ってある。
最近、iPADを手にして、「やはりアップルだなぁ」と思い、MacBook Airが欲しいなあ・・・と思っていた今日この頃であるが、欲しかったのは、コンピュータではなく、それがもたらしてくれそうな何か、つまり、そこに凝縮されたスティーブ・ジョブズの生き方と情熱かもしれない。
「これがあれば、自分の毎日が少し変わるかもしれない・・・」いま、そんな期待感を感じさせてくれるものは多くない。
Think different
Here’s to the crazy ones.
The misfits.The rebels.The troublemakers.
The round pegs in the square holes.
The ones who see things differently.
They’re not fond of rules.
And they have no respect for the status quo.
You can praise them, disagree with them, quote them, disbelieve them, glorify or vilify them.
About the only thing you can’t do is ignore them.
Because they change things.
They push the human race forward.
While some see them as the crazy ones,
we see genius.
Because the people who are crazy enough to think
they can change the world, are the ones who do.
<a href="http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/thinkposter.htm" target="_blank">こちらのサイトに、写真と、日本語訳もあります。(注・サウンドが入ってます)</a>
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/thinkposter.htm
<a href="http://coliss.com/articles/life/infographics-thanks-steve-jobs.html" target="_blank">偉業をまとめたインフォグラフィックス。</a>
http://coliss.com/articles/life/infographics-thanks-steve-jobs.html
なんだか、肉親を失ったように寂しい。涙がにじむ。
やすらかに眠ってください、ジョブス。
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