
「絶望の国の幸福な若者たち」という本がベストセラーになっています。「注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい若者論」などと、話題になっています。
著者の古市さんは、テレビ出演しているのも何度か見かけましたが、見栄えよく、賢そうで、ちょっと
ナイーブな「いまどきの若者」って感じでした。
いわゆる、よくいる学者系のコメンテーターなどと比べると、おとなしめの感じがしますが、時々飛び出す旧世代への皮肉などは、案外辛らつ。でも、それが、思ったままを自然に言葉にしたような、例えて言えば子供のような無垢な言い方だったりするので、まわりのおじさんたちが戸惑った顔をしたりする。それが見ていて面白い。そんな
感じの人でした。