2012年1月20日金曜日

「いまの若者は不幸なんかじゃない」
という若者が書いた若者論。

絶望の国の幸福な若者たち
「絶望の国の幸福な若者たち」という本がベストセラーになっています。「注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい若者論」などと、話題になっています。

著者の古市さんは、テレビ出演しているのも何度か見かけましたが、見栄えよく、賢そうで、ちょっと ナイーブな「いまどきの若者」って感じでした。

いわゆる、よくいる学者系のコメンテーターなどと比べると、おとなしめの感じがしますが、時々飛び出す旧世代への皮肉などは、案外辛らつ。でも、それが、思ったままを自然に言葉にしたような、例えて言えば子供のような無垢な言い方だったりするので、まわりのおじさんたちが戸惑った顔をしたりする。それが見ていて面白い。そんな 感じの人でした。


2012年1月14日土曜日

年間自殺者3万人のすごさを実感。

日本の年間自殺者は、平成10年以降、ずっと3万人を超えたまま推移しています。これは問題だと、言われます。でも、正直なところ、それがどれくらい大きい数字なのか、ピンときていませんでした。
ところが、先日、BSの番組で、ライフリンクの清水氏が、「例えば、東日本大震災と津波による死者の数は約2万人。それから考えても、年間自殺者数3万人というのは、すごい数字だ」と言っているのを目にしました。